高校を卒業してすぐに母の紹介で、ある病院で働き始めた私は、日々のストレスにさらされていました。
原因は慣れない仕事と意地悪な先輩にありました。
少しでもミスをすると大きな声で「あーあ、どうすんのよ!」と罵倒されていました。
段々と食も細くなり、就業時間が近づくと胃がキリキリと痛むようになりました。
とても寒かったある日、就業時間の開始とともに作業をしていると、急にみぞおちのあたりに差し込むような痛みが走りました。
とても立ってなどいられないくらいひどい痛みでした。
副院長先生に、痛み止めを注射していただきましたが、とても不安だったので、次の休みの日に胃腸科を受診してみました。
「胃潰瘍かもしれないから。
」と言われ、後日、胃内視鏡検査を行うこととなりました。
その当時は、まだ内視鏡のチューブも結構太かったので、大変な思いをして検査を受けました。
結果は「ピロリ菌」に感染しているということでした。
「ピロリ菌」というのはヘリコバクターピロリという菌で、中高年の人に感染が多くみられるものの、口移しでうつるので、離乳食などを口うつしで行っていた場合、母親から感染する場合もあるということでした。
念のため母も検査したところ、母にもピロリ菌がいました。
2人で除菌をしてもらいました。
胃がんの原因にもなるそうなので、除菌してもらって良かったと思っています。

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